Ai GROW

生徒の資質・能力と教育活動の教育効果を定量化する「Ai GROW」
2019年4月のリリース以来、全国360校を超える中学・高等学校が活用
負担なく学習指導要領で求められる学習評価を実現

生徒の見えない学力を定量化するアセスメント

Institution for a Global Society 株式会社

サービス概要

生徒の資質・能力とその成長を定量的に把握できる「Ai GROW」。行動特性であるコンピテンシーを計測するために必要不可欠な360度評価とAIによる評価補正を採用することで、コンピテンシーの適切かつ公平な評価を実現。探究型学習の評価、研修旅行や文化祭などといった行事の効果測定、スクール・ポリシーの定量評価、キャリア教育の充実などを目的に、SSH指定校44校を含む全国360を超える学校や自治体にご活用いただいています。また、2023年度からは海外(アジア・アフリカ)での活用もはじまっています。

年間何度でも受検・計測でき、受検結果は受検完了翌日から活用可能。生徒には自身の資質・能力とその成長を確認できる個人レポートが提供されるほか、先生用の管理画面では、生徒個人とクラスや学年など集団の結果を確認できるだけでなく、生徒指導、指導要録や調査書用の所見作成、面談などの負担軽減に貢献する機能も充実しています。

対象の学年・校種
対象の地域
サービス内容
支援項目
サービスの形式
サービス導入単位
活用場面
学習形式2
教材形態
カスタマーサポート
動作環境 【推奨環境】
・端末:スマートフォンまたはタブレット
・OS: iOSバージョン 10.0以上 またはAndroid 7.0以上
・ブラウザ:Safari または GoogleChrome の最新バージョン
情報更新日 2024/06/14

このサービスの特徴

Ai GROWの特徴1
生徒の非認知能力とその成長を負担なく定量的に評価

従来の方法では把握が難しい思考・判断・表現力や主体性などといった生徒のコンピテンシーとその成長を、負担なく定量的に把握することが可能です。計測できるコンピテンシーは全25種類。建学の精神やスクール・ポリシーに基づく資質・能力や課題研究で育みたい資質・能力の成長を公平かつ適切に評価することができます。また、気質診断により、学習モチベーションや適した学習スタイルなど、生徒一人ひとりの特性も客観的に把握することが可能です。
Ai GROWの特徴2
一斉受検の必要はなくお申し込みから最短1週間後に受検可能

受検はスマートフォンかタブレットで実施。授業以外にもLHRなどで実施することも可能です。また、受検対策が不可能なため、一斉に受検をさせる必要はなく、自宅などで受検させることもできます。コンピテンシーは相互評価にAI補正を加えることで信頼性の高い評価を実現。受検者の指の動きをAI が1000分の1秒単位で分析することで潜在的な気質も正確に判定します。
Ai GROWの特徴3
受検結果はすぐに確認&活用可能

受検結果は受検完了日の翌朝に確認可能。非認知能力の成長データをすぐにご活用いただけます。管理画面では「学力の三要素」の成長もスコアで確認できる他、クラスや学年の傾向・成長も簡単な操作で把握可能。面談時の効果的な声掛け例や受検結果を基にリーダーシップやイノベーション、批判的思考力などを効果的に伸ばすための最適なグルーピングも提案されます。
Ai GROWの特徴4
生徒の強みと成長に関する所見を自動提案

生徒ごとに特に高い資質・能力と成長が認められる資質・能力に関する所見を確認することが可能。全ての生徒の調査書・指導要録に、実際の成長に即した根拠ある所見を記載することができます。また、推薦書にも生徒の特長を「学力の3要素」に合わせて負担なく記載することも可能です。
Ai GROWの特徴5
心理的安全性や自己肯定感に加え潜在的な文理傾向も明らかに

従来のアンケートや適性検査などでは把握が難しい心理的安全性や⾃⼰肯定感、⾃⼰効⼒感といった⽣徒の潜在的な意識や状態の変化をリアルタイムに可視化。さらに、学校教育現場でも注目を集めるグロース・マインドセットに加え、文理選択の指標となる潜在的な文理傾向までも明らかにできます。結果はリアルタイムで確認できるため、⽣徒の心や状態の変化にすぐに対応することが可能です。

導入事例

【関西学院高等部】客観的評価による徹底的な振り返りが成長を促進

関西学院高等部 田澤秀信先生
生徒の振り返りを支える評価には客観的な指標が必要だと考えていたときに出会ったのが「Ai GROW」です。相互評価の存在に加え、年間何度でも受検ができ、探究前後の資質・能力の変化を把握できる点、受検後すぐに管理画面や個人レポートを通じて振り返りに有効なデータが入手でき、翌日からの学びや指導に活用できる点が導入の決め手となりました。

多面的な成長が見える化されることは、生徒にとっても教員にとっても非常に大きな意味があると考えています。相互評価によって自分でも気付いていなかった自身の強みを知る。この経験を積み重ねていくことによって、生徒は自分自身に対する理解を深めると同時に自己肯定感を高め、簡単には折れないしなやかさを身に付けることができます。

▼事例記事全文はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0044/kanseigakuin

【宝仙学園中学・高等学校】生徒理解の促進と自己肯定感の向上を支える強み発見ツール

宝仙学園中学・高等学校 馳川祐子先生
探究で成長を期待する資質・能力を可視化し、教員の実感値と突き合わせることで、より良い評価を実現できないかと考えたのが「Ai GROW」導入のきっかけです。複数のアセスメントを検討しましたが、360°評価が「Ai GROW」導入の最大の決め手となりました。探究活動中はもちろん、学校生活の中で仲間とどのように関わり行動し、それを仲間でどのように評価しているのか、われわれ教員には見えない一面を把握できてこそ、意味があると考えたからです。また、受検後すぐに結果を確認できる点も導入を決める大きなポイントになりました。

面談では保護者にも個人レポートを通じて「Ai GROW」の受検結果を共有。クラスの友人からの評価を知ることで、家では見られない子どもの一面や小さい頃から変わらない一面を確認いただき、保護者にも興味を持って見ていただいています。生徒も、成長を数値で客観的に確認できることで、強みを認識し自己肯定感の向上にもつながっているように感じます。「自分のいいところを生かしていけばいいんだと思うようになった」と話す生徒も出てきて嬉しく思っています。

▼事例記事全文はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0034/hosengakuen

【桜丘中学・高等学校】探究の成果の言語化が学びと未来をつなぐ

桜丘中学・高等学校 中野 優先生、内野佑紀先生
本校では早くから学校全体として探究に注力。しかし、その中で、探究を通じて「伸ばしたい力」「伸びている力」がはっきりと言語化されていないこと、探究に関わる教員間で認識や意識が少しずつ異なることに課題を感じていました。そんなとき「Ai GROW」に出会い、生徒の成長だけでなく、探究に関わる一連の課題も可視化・言語化できるのではないかと期待して導入を決めました。他社に比べ計測できるコンピテンシーが豊富で、それらが具体的に明示されていることも決め手の一つとなりました。得られるスコアもわれわれ教員の印象と近く、安心して活用できると感じています。

今後は、探究以外にも活用の場を広げ、コンピテンシーを校内の「共通言語」にしていけたらと考えています。これまでは生徒を「落ち着いた」「優しい」などと抽象的に形容することも多かったのですが、「Ai GROW」を活用し強みをコンピテンシーという具体的な能力として知ることで、生徒たちの特性をより正確に理解することができるようになりつつあります。

▼事例記事全文はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0039/sakuragaoka

【北海道釧路湖陵高等学校】多様性と根拠を重視したEBE(Evidence-based Education)の実現に向けて

北海道釧路湖陵高等学校 高橋 翔先生
「Ai GROW」で明らかになった生徒のコンピテンシーのスコアは各教員の実感値と近く、「Ai GROW」への信頼が高まるとともに、教員も生徒のコンピテンシーの成長を見取る感覚に自信がもてたように思います。また、捉えにくい生徒のコンピテンシーが数値化されることで、コンピテンシー・ベースの教育に転換する大きな一歩を踏み出せたと考えています。現在は2つの文部科学省事業のプログラム前後に「Ai GROW」の受検を組み入れ、生徒のコンピテンシーの成長と事業の教育効果を把握しながら、事業やプログラムの改善にも活用しています。

生徒たちは個人レポートで自身の強みや多面的な成長を確認しながら自己理解を深めています。自己理解の深化とともにコンピテンシーを伸ばしていくことの重要性が伝わったのか、外部の探究の発表会やプログラムや海外留学など少しずつではありますが、さまざまなことにチャレンジしようとする生徒が増えつつあります。

▼事例記事全文はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0051/kushirokoryo

【横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校】課題研究の成果の把握とプロセスの評価に欠かせない外部指標

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 栗栖 裕先生
「Ai GROW」は、受検が完了すると管理画面や個人レポートから成長記録をすぐに見られるだけでなく、データを加工することなく、学年や性別、出身中学校別にデータを簡単に比較できるなど、日々の指導での活用に必要な機能が揃っています。また、「Ai GROW」で計測できるコンピテンシーは本校がSSHの課題研究で育みたい力と親和性が非常に高く、その評価データは教員の実感値と近いことから信頼が置けると考えています。そのうえで費用も初年度に導入した評価ツールの半分以下に抑えることもできました。

本校はマレーシアのプトラ大学との国際共同研究の取り組みで、2023年度のSSH重点枠指定校にもなっています。生徒はプトラ大学の学生と共同研究チームを編成して研究・実験を進めていますが、この共同研究に参加している生徒たちの「Ai GROW」の結果を見てみると、決断力、自己効力、共感・傾聴力、表現力といったコンピテンシーが他の生徒よりも高い結果となっています。引き続き「Ai GROW」を活用して共同研究による生徒の成長を明らかにし、エビデンスに基づいたプログラムの改善、他校への成果の普及を行っていきたいと考えています。

▼事例記事全文はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0045/yokohamascience

このサービスに対する評価をお待ちしております。こちらのフォームから投稿できます。

サービスの感想を投稿する

探究活動を深め教育効果を最大化させる各種アセスメントのご紹介

■生徒の資質・能力と教育活動の教育効果を定量化する「Ai GROW」
https://www.aigrow.jp

■探究型学習の教育効果を直接的かつ網羅的に評価する「探究力測定」
https://www.aigrow.jp/suri-assessment

■あらゆる学校の探究活動の指針となり探究を「深化」させる「探究Navigator」
https://www.aigrow.jp/tankyunavigator

導入をご検討の方へ

当ページのサービスを提供している「Institution for a Global Society 株式会社」に問い合わせることができます。

探究先生からお問い合わせ

当サイトを経由してサービスのお問い合わせ、導入についてのご連絡をいただくとスムーズです。

当サイトでお問い合わせ

事業者に直接お問い合わせ

ページ
https://www.aigrow.jp/aigrow
メール
edsales@i-globalsociety.com
フォーム
https://www.aigrow.jp/inq
Institution for a Global Society(IGS)株式会社 教育ソリューション部

上記の専用フォームからお問い合わせいただくか、件名を「問い合わせ」として以下の①~⑤をすべてご記入の上、メールでお問い合わせください。
①学校名 ②お名前 ③校務分掌 ④お電話番号 ⑤問い合わせ内容

このサービスを提供する事業者

事業者名 Institution for a Global Society 株式会社
サイト https://www.aigrow.jp/
メール edsales@i-globalsociety.com
電話番号 080-3519-7776