アントレプレナーシップ教育プログラム『アイデアアカデミー』

全てのプログラムのベースとなっている「アイデアアカデミー」はデザイン思考をテーマに、アントレプレナーシップの醸成を目指します。
デザイン思考とは、問題を見つけ出すところから始め、解決策を生み出し、価値をユーザーに届ける手法です。

デザイン思考は①共感、②問題定義、③アイデア創出、④試作、⑤テストの５つのステップに分けられます。まずはユーザーと同じ気持ちになり＜共感＞、観察等を通じてユーザーの困りごとをたくさん集め、その中で最も本質的な問題を定義します＜問題定義＞。さらに、その問題を解決するためのアイデアを1つ決め＜アイデア創出＞、そのアイデアを紙や段ボールを使って具体化します＜試作＞。具体化したアイデアはユーザーのところまで届けて評価をしてもらいます＜テスト＞。このプロセスを通して、ユーザー自身も気づいていない潜在的な問題の解決を目指します。

①教材キット
デザイン思考の専門家監修の動画コンテンツ・ワークシート・指導ガイドに加え、振り返りシートや評価シートをセットにしたキットをご提供しています。
生徒は動画コンテンツを視聴してインプットをした後に、個人ワークやグループワークを通してアウトプットしていきます。
また、授業の進行は全て動画内で行う為、指導ガイドを読むだけ（5～10分ほど）で授業が実施可能です。
各校のカリキュラムに合わせて、4コマ、8コマ、12コマからお選びいただけます。

②出張授業
現役学生起業家が中高生に近い目線でデザイン思考を活用した探究型の授業を実施しています。
実際に学校に出向いて授業を行うため、授業の準備や予習が不要になります。
また、学生起業家が講師を務めるだけでなく、様々なバックグラウンドを持つ学生起業家がメンターとなり、グループワークをサポートします。
教材キットとは異なり、ワークショップ形式でデザイン思考を短時間（1コマ～）で体験することができます。

③メンタリング
「現在実施している取り組みについて、起業家の視点でアドバイスが欲しい」、「学外のビジネスプランコンテスト出場・入賞に向けてアイデアをブラッシュアップしたい」などのチーム（学校）に対して、メンタリングを実施しています。
ビジネスプランコンテストで、これまで全国規模を含めて11回入賞した経験をもとに、学生起業家が応募書類や発表資料の添削、プレゼン指導、アイデアの壁打ちなどを行います。